理事長挨拶

特定非営利活動法人
日本臨床歯周病学会
理事長 武田 朋子

平素は本会事業に御協力をいただき、誠にありがとうございます。

すでにご承知の事と思いますが、2020年、日本臨床歯周病学会第38回年次大会は名古屋での開催となります。

名古屋といえば、日本武尊(ヤマトタケル)が所持していた草薙の剣を御神体とする熱田神宮、そして徳川家康により整備された名古屋城下、また東西を結ぶ東海道の中心である宿場町として栄え、独特な文化を培ってきた魅力ある都市です。

こうした名古屋での年次大会が開催できますことは村上支部長をはじめとする中部支部実行委員会の皆様のご協力によるもので、この場を借り感謝を申し上げたいと思います。

土地柄の魅力もさることながら、大会プログラムでは、私が掲げております「天然歯を守るインプラント治療、インプラントを守る歯周治療」の目標と合致した「天然歯とインプラントの共存時代―ペリオど真ん中祭り」というタイトルのもと、Keynote speakerに高名なPeriodontistでもありNY大学Implant科の創始者でもあるターナー先生をお招きし、長きにわたり研究をされてきたからこそ語れる真髄を教えていただける様な講演となりますのでご期待ください。また、さらなる国際化に向けて、ターナー先生に師事し世界各地で活躍している同門会の先生方による講演会を、前回より始めたInternational Sessionの拡大版として本会会員とともに開催させていただきます。

歯科衛生士セッションにおきましては、病理学的見地から歯周病と口腔粘膜疾患について井上孝先生が軽妙な語り口でわかりやすく解説をしていただけると思います。さらに現在、超高齢化社会を迎えている我が国において、不幸にして認知症を患っていらっしゃる患者様の病態とケアーについて、医師の立場でありながら歯周病との関係に注視しメデイアへも発信してくださっている土岐内科クリニックの長谷川義哉先生をお招きしています。感染症である歯周病が全身に与える影響について考え直す機会となるでしょう。

改めて、第38回年次大会プログラムは歯周治療に日々真摯に取り組んでいる本会会員にとって、まさに今、必要としている内容であると思います。

皆様、歯周治療の「ど真ん中」へ是非、いらしてください。

名古屋でお会いできることを楽しみにさせていただきます。